【睛明】目の奥からスッキリ!視界と気分をクリアにするツボ

【睛明】目の奥からスッキリ!視界と気分をクリアにするツボ

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睛明(せいめい)とは

睛明(せいめい)は、目頭のやや内側、鼻のつけ根との境目にあるツボです。

左右の目の間、涙が出るあたりのくぼみに位置し、目の奥に軽く響くような場所を指で触るとすぐにわかります。

このツボは足の太陽膀胱経の起点であり、東洋医学では視覚や目の健康を司る非常に重要なポイントとされています。

「睛」は「ひとみ」、「明」は「明るくする」という意味で、まさに目の輝きを取り戻すためのツボという名前です。

効果と応用

睛明はその名の通り、目に関するあらゆるトラブルに効果がある万能ツボです。

眼精疲労はもちろん、ドライアイ、目の充血、かすみ目など、目まわりの不快感に広く使われています。

また、鼻との位置関係から鼻づまりや花粉症による目鼻の不快感にも対応できるツボとして知られています。

目のまわりの血流やリンパの流れも促進されるため、美容の面でも注目されています。

主な効果

睛明の主な効果は、視界のクリア感の回復目の奥の疲れの軽減です。

長時間のスマホやパソコン使用による目のぼやけ、重だるさを感じたときに、このツボを軽く押すと驚くほどスッキリすることがあります。

また、涙腺や鼻腔にも近いため、目の乾きや鼻づまりの緩和にも効果が期待されます。

目の血行がよくなることで、クマやむくみの軽減、目元の明るさアップといった美容効果にもつながります。

注意点

睛明は非常にデリケートな部位にあるため、刺激は極めてやさしくすることが大前提です。

押すときは指の腹を使い、皮膚を押し込むというよりも、ツボの存在を感じる程度にそっと触れるくらいでOKです。

目に直接圧をかけるのは危険なので、絶対に強く押したり、こすったりしないようにしましょう。

また、目に炎症があるときやコンタクトレンズ装着中は避けるのがベターです。

日常生活での活用法

目の疲れを感じたとき、目頭に人差し指や中指をそっと当てて、軽く3秒押して離すを数回繰り返してみてください

その際、目を閉じて深呼吸をしながら行うと、全身のリラックス効果も高まります。

花粉の季節や空気が乾燥しているとき、目がショボショボする瞬間などにもとても重宝します。

また、目元の血行がよくなることで表情もやわらぎ、顔全体が元気そうに見えるといううれしいオマケもあります。

現代医学からの評価

睛明の位置する場所は、眼輪筋や涙腺、鼻涙管の周辺であり、目と鼻の循環機能に直接関係する部位です。

この部分を軽く刺激することで、目まわりの筋肉の緊張がゆるみ、血流やリンパの流れがスムーズになるとされています。

また、自律神経にも穏やかに働きかけるため、目の疲れにとどまらず全身のストレス緩和にも役立つと考えられています。

東洋医学と現代医学、両方の観点から見ても、極めて実用性の高いツボのひとつです。

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