【支正】手の不調と美容に効果的な重要なツボ
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支正(しせい)とは
支正は手の太陽小腸経の7番目のツボです。
前腕後内側、尺側内縁と尺側手根屈筋の間、手関節背側横紋の上方5寸に位置しています。
小指側の手首と内側の肘を結んだ線の中央、少し外側の骨の上にあります。
効果と応用
支正は腕や肩の不調改善と美容効果に効果があるとされています。
特に肩こり、首こり、腕のしびれの改善に効果的です。
また、耳鳴りや顔のむくみ、ノイローゼ、喉の渇きの改善、さらには美容効果として顔全体のリフトアップと首周りのデトックスにも役立つとされています。
主な効果
支正は身体的な不調と美容の両面で効果的です。
肩こりや首こり、腕のしびれなどの症状改善が期待できます。
また、脳卒中による尺骨神経の麻痺による不随の改善にも効果があるとされています。
さらに、邪気の滞留を防ぎ、お顔全体のリフトアップ効果も期待できます。
特筆すべき効果として、頸(クビ)に群生したイボを落とす効果もあるとされています。
注意点
支正は効果的なツボですが、正しい刺激方法を守る必要があります。
反対側の手の親指の腹を垂直に当てて、5~6秒押して離すという動作を10回ほど繰り返すことが推奨されます。
また、腕に症状がある場合は、症状がある側をより多く刺激することが効果的です。
日常生活での活用法
支正は反対の手の親指で簡単に刺激できるツボです。
親指の腹を垂直に当て、5~6秒押して離す動作を10回ほど繰り返すことで効果が期待できます。
1日2-3回のケアを継続することで、より良い効果が得られます。
特に腕や肩に不調を感じた時、また美容ケアとして定期的なケアが効果的です。
現代医学からの評価
現代医学の研究においても、支正への刺激が神経系の機能改善や循環促進に効果があることが報告されています。
特に、上肢の神経症状や筋緊張の緩和に対する効果については、臨床での有効性が確認されています。
東洋医学の伝統的な知見と現代医学の研究結果が、その効果を裏付けている重要なツボといえます。
美容と健康の両面からのケアが求められる現代において、支正のケアは効果的なセルフケアの手段となっています。