【2025年版】整骨院・鍼灸院のためのWebマーケティングガイド

【2025年版】整骨院・鍼灸院のためのWebマーケティングガイド

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Webを活用した集客が一般化している2025年、接骨院・鍼灸院の運営において、効果的なWebマーケティングは必要不可欠なものとなっています。

本記事では、実際に活用できるツールと具体的な運用方法について解説します。

自院のホームページ運営

ホームページは、必ずしもSEOでの上位表示を目指す必要はありませんが、持っておくことで大きなメリットがあります。

特にホットペッパーやEPARKなどの予約サイトを使う際、多くの患者様は予約前に自院のホームページをチェックする傾向があります。

ホームページは院の信頼性を担保する重要な基盤となるのです。

自院のホームページでは、予約サイトでは伝えきれない院の特徴や施術方針、スタッフの経歴などを詳しく紹介できます。

基本的な内部SEO(タイトルタグの設定、画像の説明文入力など)を行っておけば、地域名や院名での検索には十分対応できます。

費用対効果を考えると、過度なSEO対策は必要ありません。

Googleマイビジネスの活用

Googleマップでの検索上位表示に直結するGoogleマイビジネスは、地域密着型の医療機関にとって最も重要なツールの一つです。

口コミへの返信や投稿更新を通じて、検索順位の向上が期待できます。

口コミ返信は、新規患者様の獲得に大きく影響します。

返信は迅速かつ丁寧に行い、感情的にならず専門家としての立場を保ちながら、患者様の声に真摯に向き合うことが重要です。

投稿は、施術内容の紹介や季節の健康アドバイス、院内の様子など、様々な内容を定期的に更新していきましょう。

特にスポーツ障害や腰痛など、地域でニーズの高い症状に関する情報は、反応が良い傾向にあります。

予約プラットフォームの使い分け

EPARKの活用

EPARKは近年、自然検索での露出が減少傾向にあります。

そのため、自院のホームページやランディングページから、EPARKの予約システムへの導線を作ることが重要です。

Google広告やSNS広告から、初診料割引などの特典付きページへ誘導する施策も効果的です。

ホットペッパービューティー

2025年現在、ホットペッパービューティーでは鍼灸メニューの掲載も可能です。

ただし、美容エステや整体と同じ土俵での競争となるため、国家資格保有者による施術という点を強調し、安全で信頼できる治療院であることをアピールしましょう。

写真は院内の清潔感や設備の充実度が伝わるものを選び、スタッフの写真も掲載することで安心感を演出できます。

予約の集中を避けるため、人気時間帯と比較的空いている時間帯で価格に変化をつけるなど、柔軟な予約枠の設定も検討価値があります。

しんきゅうコンパス

鍼灸してを取り扱っている場合、しんきゅうコンパスへの登録を検討する価値があります。

特に地方の場合、無料プランでも十分な効果が期待できます。

鍼灸治療を具体的に検討している患者様が多く利用するプラットフォームなので、大手予約サイトと比べて成約につながりやすい特徴があります。

また、他の予約サイトに比べて競合が少ない地域も多いため、地方では効率的な集客が期待できるツールといえます。

Instagramの活用

Instagramは、特に若い世代の新規患者様の獲得に効果を発揮します。

ストーリーズでの日々の院内の様子や、リールを使った簡単なセルフケア動画の配信が効果的です。

首こりや腰痛など、日常的な症状に対するストレッチ方法や、デスクワーク中の姿勢改善のコツなど、フォロワーがすぐに実践できる情報は反応が良い傾向にあります。

ハッシュタグは地域名と症状名を組み合わせた具体的なものが効果的です。

例えば「#渋谷マッサージ」より「#渋谷肩こり改善」のように、具体的な症状と組み合わせることで、本当に必要としている方々へリーチできます。

投稿頻度は週1-2回程度でも十分です。質の高いコンテンツを継続的に発信することで、徐々にフォロワーを増やしていけます。

院の特徴や強みが伝わる内容を、一貫性を持って発信し続けることが重要です。

まとめ

Webマーケティングは、あくまでも患者様とのコミュニケーションを補助するツールです。

実際の施術の質や、スタッフの対応力が最も重要であることは変わりません。

投稿頻度や更新頻度に追われすぎず、できる範囲で継続的に情報発信を行うことが、長期的な成功につながります。

特に小規模な院では、すべてのプラットフォームを完璧に運用しようとするのではなく、自院の特徴や運営状況に合わせて、重点を置くツールを選択することが賢明です。

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